専門的かつ体系的な水泳指導を学べる環境がある
当schoolでは、独自のメソッドであるinfinity swim methodを用いて受講者さんの指導にあたっています。
このメソッドに基づいて水泳指導をすることを理解していただきたいので、少し長くなりますがお付き合いいただけると幸いです。
infinity swim metodの誕生
このmethodは、競泳界の伝説の金メダリスト、イアン・ソープを始め、多くの世界的トップスイマーを育成したMilt Nelmsコーチに当school創始者である麻生真稔が、渡米先で直接手ほどきを受けながら学んだことから誕生しました。(イアン・ソープの他にも、ミルトはナタリー・コグリン、ダナ・ヴォルマー、ミッシー・フランクリン、レベッカ・ソニなどの名選手を育て上げています)
ミルトの教える理論は、日本では経験したことがないほど心地よく泳げるのに至ってシンプルでした。
「このシンプルで効果的な泳ぎを、水泳の上達に悩んでいる人たちに伝えたい!」と思った時。次の課題が生まれました。
ミルトスイムの課題
ミルトスイムは、身体の内側にある身体感覚=「感じる」ことにフォーカスすることで最も無駄のない動きが獲得できるのですが、その一方で
①その感覚をうまく言葉にして説明することができない(言語化することが難しい)
②その感覚をうまく動きにして表現することができない(身体感覚と身体操作をつなげることが難しい)
という課題がありました。
これでは泳ぎを教える際、うまく教えを伝えることができず、水泳の上達に悩んでいる人たちに寄与することはできません。
僕たちは、この課題を解決するために帰国後多くのトレーニング理論を調べたのち、古来からある東洋の伝統武術を取り入れることにしました。
武術を取り入れた理由
「え?なんで武術?」と思われる人も多いでしょう。伝統武術を取り入れた理由は、大きくわけて2あります。
①武術は本来、一族や軍隊全員の命を守るために創られた背景があるため、センスがない者でも一定レベルまで上達させることのできる、確かな伝え方、指導法が長年にわたり蓄積され、言語化も進んでいるということ。
②上記の言語化に加え、型稽古などの身体感覚と身体操作をつなげる練習法等が長年研究されているということ。
という2つにあります。
そうして僕たちは、ミルトスイムのシンプルな良さを伝えるために伝統武術の伝え方、指導法を重ねることで、
受講する全ての人に「だれでも無駄のない動きを獲得できるように」体系化することに成功しました。
日本の水泳指導の現状
日本の水泳指導の現状。それは、指導者自身の過去の体験に基づいた指導の繰り返しが多く、学ぶ機会が不足しているということです。
だとえば「僕は元水泳選手です。今まで自分はこうやって教わってきたので、今はそれを教えています」といった具合です。
つまり、ひとことで言うと「その人の経験・情報がアップデートされないまま指導をしている」ということです。
このことが水泳を学びたい人に良質な指導を提供できず、多くの方が抱く水泳への苦手意識や上達しない悩みを抱えた状態になっていると僕たちは考えています。
僕たちは、体系的なメソッドを開発してからも慢心することなく、お客様の夢を叶えるために常に自分たちも最高のインプットをし、アウトプットをし、トレーナー同士で共有し、学びを欠かすことはありません。
この学びの環境を研修と実践の場にて提供していきます。
この様に当schoolでは、まず教える人自身が「このメソッドがなぜ受講生さんに圧倒的な結果をもたらすのか?」を学び、理解と実感を得た上で自信を持って指導活動を始めることができます。
当school代表の麻生剛弘は、一度は現役を引退したものの、今もなお生涯ベストを更新し、フィンスイミングでは3連覇中。infinity swim methodを身につけたファシリテーターの松田志保はフィンスイミングで女子8冠に輝くという偉業を成し遂げることに成功。
創始者の麻生真稔もまた、自身が日本チャンピオンに4度輝いたときよりも速く泳ぐことに成功しています。
自分ひとりの選手時代の経験のみで指導をし続け、いずれ行き詰まりを感じてから学び直すより、「今、学ぶこと」を決断することが指導者として早く成功する方法ですので勇気を持っていただきたいと思います。